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複式簿記がわからなくても青色申告できる?65万円控除の価値を試算【2026年版】

複式簿記の知識がなくても、会計ソフトを使えば青色申告の65万円控除を目指せる理由を解説。10万円控除(簡易帳簿)との差額を副業所得150万円のケースで試算すると、年間約15万円の差になります。

執筆: Y.Y ・更新日: 2026-09-19

「青色申告は複式簿記が必要で難しそう」というイメージから、白色申告のままにしている人も少なくありません。しかし、実際には簿記の専門知識がなくても対応できます。

会計ソフトが帳簿を作るまで

口座・カード明細を連携

自動で取り込み

取引内容を選ぶ

「経費」「売上」などから選択

複式簿記の帳簿が完成

仕訳は自動作成

会計ソフトが複式簿記を自動化してくれる

現在の多くのクラウド会計ソフトは、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、金額と取引内容を選ぶだけで複式簿記の仕訳を自動作成してくれます。簿記の専門用語を意識しなくても、日々の入力を続けるだけで青色申告に必要な帳簿が完成する仕組みです。

それでも押さえておきたい基本

「収入」「経費」「資産」といった大まかな分類だけは理解しておくと、入力時に迷いにくくなります。会計ソフトのサポートやテンプレートを活用しながら進めれば、簿記初心者でも青色申告の65万円控除を十分に狙えます。

不安な場合は、確定申告の時期だけ税理士に相談したり、自治体や商工会議所の無料相談を利用したりするのもおすすめです。

入力を後回しにしないことが一番のコツ

複式簿記そのものより、実際につまずきやすいのは「レシートや明細をため込んでしまい、年度末にまとめて入力しようとして挫折する」ことです。会計ソフトの口座連携を使えば、週に1回程度取引内容を確認して仕訳を確定させるだけで済みます。日々の入力習慣さえ作ってしまえば、複式簿記の知識がなくても青色申告は十分に完結できます。

65万円控除と10万円控除、差額はいくらか

青色申告特別控除は、複式簿記で記帳しe-Taxで申告すれば65万円、簡易な帳簿(単式簿記)のみなら10万円です。本業年収400万円・副業所得150万円のケースで比べると、増える税金(所得税+住民税)は次のようになります。

10万円控除(簡易帳簿)65万円控除(複式簿記+e-Tax)
所得税の増加額181,738円86,785円
住民税の増加額140,000円85,000円
合計321,738円171,785円

この試算では、複式簿記(65万円控除)を選ぶことで年間約15万円(321,738円−171,785円)の差が生まれます。会計ソフトが仕訳を自動作成してくれる以上、この差額のために単式簿記(10万円控除)を選ぶ理由はあまりありません。自宅を作業場所にしているなら、家賃・電気代・通信費を経費にできる「経費の家事按分計算機」もあわせて使うと、帳簿づけと一緒に経費の計上漏れも防げます。

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