フリーランスと会社員、どちらが手取りは多い?
同じ収入水準でも、フリーランスと会社員では社会保険料の負担が異なり、手取りに差が生まれる理由を解説します。
更新日: 2026-08-22
「同じ年収ならフリーランスと会社員、どちらが手取りは多いのか」という疑問はよく聞かれますが、実は単純な収入額の比較だけでは答えが出ません。
フリーランス vs 会社員(同じ収入水準の場合)
フリーランス
- 社会保険料は全額自己負担
- 必要経費を収入から差し引ける
- 青色申告特別控除が使える
会社員
- 社会保険料は会社と折半
- 給与所得控除が自動的に適用
- 個別の経費計上はできない
社会保険料の負担構造の違い
会社員は厚生年金・健康保険の保険料を会社と折半しており、実質的な負担は額面の一部にとどまります。一方フリーランスは国民年金・国民健康保険の保険料を全額自己負担するため、同じ所得でも社会保険料の負担割合が大きくなりやすい傾向があります。
経費計上と各種控除の違い
フリーランスは必要経費を収入から差し引けるほか、青色申告特別控除などの制度を活用できます。会社員には給与所得控除がある一方、経費の個別計上はできません。どちらが有利かは、経費の規模や控除の使い方次第で変わります。
単純な手取り額の比較だけでなく、将来受け取れる年金額や、収入の安定性といった観点もあわせて考えることが大切です。